エス トラストは、これまで良質な住まいづくりを通じて
快適な暮らしを実現するという使命を果たしながら、高効率給湯器やLED照明、節水設備など、
環境への負荷が少なく、持続可能な社会づくりの実現に向け、取り組んできました。
その基本となるコンセプトは、各プロジェクトにおいて常に0から住まいづくりを考える
“ゼロからの発想、ゼロからの創造。0-VISION / ゼロ・ヴィジョン”です。
0-VISION / ゼロ・ヴィジョンは、省エネに優れた設備・仕様はもちろん、
ロケーション・ライフスタイル・時代のニーズなど
住まいに関わるあらゆる要素に対して、0からの発想で新たな価値を提供していく
オーヴィジョンシリーズの住まいづくりの基準です。
その根底にあるのは、次の世代のための⾧期的ヴィジョンに基づく住まいづくり。
そこには、住まいと環境、人との関係を考え、次世代に永く住み継がれる住まいを提案し
持続可能な社会の創り手となりたいという想いが込められています。
高断熱・高気密でエネルギーをムダにせず、高効率な設備でエネルギー消費量を抑えます。
屋上は外側、外壁は内側から断熱材を施すことで、昼夜の温度差を小さくしてマンション全体の快適性を向上します。
※断熱材の厚さ、仕様は部位により異なります。
2枚のガラスの間にある空気層が、一枚ガラスの約1.8倍(メーカー性能値)の断熱性能を発揮し、窓から逃げる暖房熱の量を減らし、暖房負荷を軽減します。
※数値はあくまで性能値であり、実際とは異なります。
※共用廊下側はLow-E複層ガラスを採用。
今まで捨てていた排熱を再利用し、エネルギー消費を抑え、光熱費の圧縮や地球温暖化防止に。
専用浴槽保温材で浴槽を包み、温まった熱を逃がしません。5.5時間たっても下がる温度は約2.5℃以内です※1。
温水を効率的に循環させて、冬場の冷えきった浴室でも約15分で35℃まで暖めます。
蛇口一体型浄水器や手元止水付シャワー水栓、節水型エコトイレなどを標準装備。
家庭の消費電力量で、冷蔵庫の次に消費量が多い照明。大幅な省エネを実現してくれる「LED照明」をダウンライトに標準装備。
人を感知して自動的に点灯・消灯するオートライトを玄関に設置。消し忘れを防ぎ、無駄な電力の消費を抑えます。
エアコンによる暖房は足元が寒くて、頭がぼーっとしがち。床暖房なら、体にやさしい「頭寒足熱」の快適空間が実現。床面を約26〜30℃に保ち、足元から熱を伝えてじんわりと暖めます。また、ホコリやダニ、ペットの毛などが舞い上がらないので、空気の汚れが気になりません。アレルギーでお悩みの方にも、安心してお使いいただけます。空気が乾燥しにくく、お肌やのどにやさしいことも特長です。
※UA値:断熱性能を表す数値(省エネ基準は0.87以下)出典:経済産業省資料「ZEHの定義(改訂版)集合住宅」より
専有空間では、天井・床・壁・窓から熱の出入りが行われています。 そのため断熱性が低い住宅だと、
冬場の暖房時のリビング・ダイニングとそれ以外の部屋間の温度差が大きくなります。
それに比べてZEHマンションでは、高断熱化により外気の影響を受けにくく、
部屋間の温度差が小さくなり、年間を通して快適性向上に貢献します。
断熱性が低い住宅では、冬場の部屋間の移動時に急激な温度差により血圧が変動し、
脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こすきっかけとなり、特に入浴時のヒートショック発生リスクが高まります。
また、夏場にも熱中症につながる危険性が高くなります。
ZEHマンションは高断熱化によるヒートショックのリスク軽減と、健康的な暮らしの実現を目指します。
ヒートショックとは、暖かい場所から寒い場所に移動した際に起こる“急激な温度変化が身体におよぼす影響”のことです。特に冬場の冷えきった浴室は血圧が変動しやすく、ご高齢の方や血圧が高めの方にとって大きな負担となります。
2018年に発行されたWHO(世界保健機関)の『住宅と健康に関するガイドライン』においても、「住宅環境の改善は、救命、病気の減少、生活水準の向上、貧困の減少、気候変動による影響の緩和及びSDGsの達成に寄与することにつながる」と記載されています。
国の「エネルギー基本計画」においては、「2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」としております。
また、集合住宅におけるZEHの定義を確立し、その自立普及に向けたロードマップを策定しました。